私は松井優征氏(ネウロの作者さんです)のTumblrが見たい。ネウロ好きの人なら一度は「この人の中身が見たい」「松井先生の目には世界はどう映ってるんだろう?」なんて考えたことがあるはず。
狂ったパースというんですか?ネウロは構図が本当に独特です。NARUTOの岸本先生もたまに魚眼レンズで見たような絵を描く事があったけど、あれはいかにもわざと描いてたような印象だった。でもネウロだと、主人公があまりに普通に重力を無視するから作者は素でこういう世界の見方をしてるんじゃないかと思えた。(今ならわざと特殊な構図で絵を描いていることがわかる)
世界観も独特なら、考え方も面白そうなのが松井先生。起きた事件を解決して犯人から犯行動機を聞いてみると一様にブッ飛んでてアリエナイ。アリエナイと言っても、理解できないこともないんだよね。日常の「あるあるww」が物凄く誇張されてることが多いから共感できちゃう。
俺の目的邪魔すんな、グループの中心にいるのは俺だ、ひとりきりでいたい、思いをブッちゃけたい、格下に見られて頭に来た、遺産欲しい……まぁ色々だけど、わからなくもないでしょ?そういう「あるある」への肉付けが独特で面白い。
犯人達の考えだけじゃなく、物事の解釈もおもしろかったりする。コミックス出た所から、最近だとトロイの木馬の解釈が面白かったので引用してみる。
「普通に考えてあからさまに怪しーじゃんそんな木馬置いてあったら
それを調べもしねーで…城ン中引き入れちゃうなんてよ
だから俺の思うにその木馬は…
そんな事考えられねー位に
魅力的なデザインだったと思うのさ」
引用:魔人探偵脳噛ネウロ 第93話 馬【うま】
『犯人の考え=作者の考え』という訳じゃないし、物事の解釈が正解かどうかってのも解らないけど、そんなのどうでもよくて、松井先生の頭ん中に面白い考え方が入ってるってことが重要。いや、入ってなくても思いつたってだけで十分。本当に中身を見るのは無理だから、彼のTumblrを見たい。そう思って長文を書いた。反省なんてしない。(゚∀゚)
にしても…なんでこんなにネウロは私のツボに大ヒットの漫画なのにたんぶれないのかな。悲しいな。。。世の中にはたんぶりたくてもたんぶれないものが多すぎる!
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