2011-08-23

その他、国語の問題に対する鬱憤

長文読解問題(小説)について

小説の長文読解問題には、「その場面での登場人物の気持ちを書き出しなさい」というような問題がよく出ますね。大抵、問題箇所の前後に書いてあるのでそこを抜き出して答えれば正解できます。正解するだけならどうということはないのですが、それが私は大嫌いです!

  • 本当に作者は、登場人物の気持ちを、問題の回答と全く同じとして執筆したのか?
  • 問題作成者は、本当にその登場人物の気持ちがわかるのか?
  • 問題作成者は、問題作成の際に作者に確かめたのか?

というか、そもそも登場人物の気持ちを答えさせる問題なのに、答えが1パターンしかないのはおかしいだろう!回答者(読者)にとって受け取り方は様々だし、人間の気持ちはごちゃごちゃとからみ合っているのだから、回答の際、たった十数文字で書き表せるものなのか?色んな回答があっていいだろう?

それに、一番気に入らないのは、小説の登場人物Aが実在の人物だと考えてみて。問題出題者Bと、BからAの現在の状況を聞かされた回答者(自分)Cがいたとする。CはBから聞いた情報だけで「Aは〇〇と思っていた」と答え、Bは「正解」と言う。これって、すごく乱暴だと思うんだよね。Aの気持ちはAにしかわからないんだもの、Aに聞け、Bは代弁すんなって思う。

だから嫌い。

おしまい。

0 件のコメント:

コメントを投稿