2017-11-11

坊っちゃん / 夏目漱石 読了


坊っちゃん (新潮文庫)

松山と自分にうす~~い繋がりができたから、「松山といえば坊っちゃんだろう!」と読み始めた本書。
親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしている。
・・・から始まる。
軽快な文章で、古い小説だとしても読みやすく、かなり面白かった。

”坊っちゃん”こと主人公は、大学を出たばかり。東京から松山に移り、数学教師として勤め始めた23歳。自分の考えをしっかり持っている23歳。他人の意見が気に入らなければ、受け入れない23歳。
しかしながらそれまで面倒を見てもらった清への愛をストレートに表し、また、自分が苦手なことや他人には敵わない部分は素直に認める。そこがかわいい。

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