2008-12-16

アラバーナの海賊たち / 伊藤たつき

シリーズの最初の2冊を読みました。

1つ気になるのはキャラの掘り下げが浅く感じる点。自分的に合格なのはシャルマだけで後はもうちょっとーー!な感じ。オシイんです!浅いんです!何かが足りないんです><(まぁそのシャルマも2冊目見せ場なくてがっかりしたんですがね;) 例えばヒーローコダートは皮肉屋という割に読み終わってそんな印象が残らなかったり、何時から主人公に惚れたのかがわからなかったりします。 特に2冊目に出てくるカッサラなんて勿体無くて仕方ない。もっとガッチリ掘り下げてくれればいいオッサン要員になったと思うんだけどなぁ。

2つ目に気になるのは話が都合よく進みすぎる点。主人公が導き出す結果が全てプラスに終わるのがどうかと思いました。困難が困難でない、問題解決が早すぎるというか…。さらっと話が進んでいくからキャラの掘り下げも浅く感じてしまうのかなぁ。

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