2007-11-07

カレンダーという仕事を放棄した 魔人探偵脳噛ネウロ 2008コミックカレンダー

これはひどい!!噂には聞いていたが、カレンダーという役割を完全に放棄している!何というニートカレンダー!

魔人探偵脳噛ネウロ 2008コミックカレンダー B5変型・壁掛型・13枚

上の画像は実際に11月を担当している絵で、これを見てもらえれば多少解って貰えるだろうか。私の脳にあるカレンダーとは7つ数字が並んだら改行されてたり、ひたすら縦横一列だったり日捲りだったりした。が!なんだこれは!9つ数字が並んだら改行とか、6つでひとつの輪を作っていたりイラストのスペースを埋めているだけだったり…つーか遠目だと文字は読めない。パールインクとやらがキラキラして綺麗だが、近くで覗かないと見えない。

ネウロカレンダー仕様そう、これは完全に画集!数字はデザインの一部でしかない。素直に画集を出してくれればいいのに…w大きさはジャンプと同じで、破らず済むようにルーズリーフのようになってる。表紙+12ヶ月の内、3枚描き下ろし。後はコミックスやジャンプでのカラー絵の使いまわしだが、だが!だがだが!色々アイディアが詰まって再構築されてるので綺麗だし面白いし興奮する仕様に。仕様wだから、松井先生の画集が欲しいなあと思ったことのある人は是非買うべきだと思う!

…はぁ~だめだ、やっぱ私ネウロ大好きだ。松井絵大好き。感動する。興奮する。放心する。心拍数上がる。ごめん、こっからカレンダー話からずれるんだけども、考えたのね。何でネウロ好きなのかって。本来(?)ドラマトリックとかの小ネタ大好きっ子なのですが、ネウロも最初は小ネタとかが気になってて。それで何で小ネタ好きなんだろうって考えたら、そこに作者の愛が、アイディアが、想いが、パワーが入ってるからなんだと思った。作者が頭捻ってネタを考え、ネタ仕込んでくる訳じゃないですか、その時のパワーが好きなんだと思う。だからね、私親父ギャグとか好きで、オジサンが笑わせてくれようと知恵を絞ってるんだよね。その情熱がすごく好き。愛があるでしょ?

それで小ネタってこっそりしてるじゃん?気付く人は気付くし、解らない人には解らないし。それがまた好きなのよ。むっつり?おっぱい好きな男の人がいて「俺おっぱい好きよ」って言っちゃえば一発だけど、それを絵とか音楽とか…媒体は何でもいいとして、間接的に主張を詰め伝えようとしてる感じが好き。例えば絵でさ、足とか服装とか適当なんだけどおっぱいだけやたら感情篭った絵を描く絵師さんがいたら「ああ、この人はおっぱい好きなんだなー、しかも巨乳」とかぼやっと解るでしょ。BLEACHの作者とかさ。きっとそれはその絵師さんのこだわりで、主張なんだよ。その主張に気付いた時に私は嬉しくなる、楽しくなる。

上手く伝えられてるかわかんないけど、そんな感じでネウロを読んでると作者の思考とかが垣間見れて面白いのです。情熱やアイディアを感じるの。ジャンプの巻末コメントやコミックスでは作者自己紹介すらまだないんだよ。それなのに私たちはファミコン好き(所謂懐古厨?w)だなとか、雑学好きなのかなとか、理系脳か?とか、エロネタ好きだべ(作中決して色気のある女性キャラは多くないのに)とか感じ取ってる訳です。それは松井先生が作中に沢山のアイディアを詰め込んで来たことの証拠。

あー!もう、また話それて長文書いた。カレンダーオヌヌヌってことで、ではw

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